スポーツ選手がケガをした時などに利用されることで有名な酸素カプセル。
本当に酸素を吸うだけで、骨折を治すことは可能なのでしょうか?
今回は、骨折に酸素カプセルが効果を発揮するのかを調べてみました。
※今回はまとめ記事になります。
Contents
そもそも酸素カプセルとは何?
酸素カプセル(さんそカプセル)とは、カプセルの内部の気圧を標準以上にする加圧装置を備えた健康機器。
出典:wikipedia
酸素カプセルはなぜ骨折に効果的と言えるのか?
筋肉やじん帯の損傷、骨折などをするとその部分の毛細血管が切れたり、残りの毛細血管も腫れなどに圧迫されて血流が滞ります。
損傷場所の細胞の酸素不足を誘発し、回復機能を妨害しているのです。カプセルで取り込む「溶解型酸素」は血液のみならず、リンパ液、中枢神経液、骨髄液などのなかに溶け込みますのでケガの幹部細胞に充分浸透していくのです。
またケガをして、回復するには栄養が必要です。
食物等の栄養が必要であり、それを体内に吸収させケガした部分に栄養を与えて行くのです。
その際に血液の循環を活発化させ、高い栄養素を運搬させるのに、酸素カプセルは有効なのです。
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酸素カプセルだけでは骨折は治らない?
2002年サッカーW杯日韓大会の1ヶ月前、当時イングランド代表のキャプテン、デイビッド・ベッカム選手が“骨折”をしました。
大会出場が絶望的と思われておりましたが、イングランド代表のメディカルチームが総力を挙げてベッカム選手を絶望的な状態から見事出場させることに成功しました。
この事で、酸素カプセルが注目を浴びました。当時は『ベッカムカプセル』なんて名前もついた位です。そこで、行われた治療法がこの酸素カプセル療法です。ただ、中に入るだけではありません。
回復を早める機械(NEUBOX)と併用し行います。
そうする事で骨折や捻挫は通常より数週間~数ヶ月単位で早く回復します。
酸素カプセルとの併用すると効果的なNEUBOXとは?
炎症や痛み、違和感がある所にはプラスイオンが多く存在しております。
よく、家電製品でもマイナスイオン発生機器が販売されていると思いますが、人間は生きていくとどうしてもプラスイオンが多く存在してしまいます。
プラスとマイナスの均衡が取れないと生体内電気も上手く流れません。そうなると治そうとする細胞の働きも悪くなりますがこの機械を流す事でプラスイオンを集約でき、痛めている組織の周辺のプラスとマイナスの均衡がとれるので細胞が活性化され細胞が活動するための栄養も更に作られる事で、痛みが取れたり早期回復へ繋がるのです。
どれぐらいの頻度で酸素カプセルに通えば良いのか?
・基本的には急性期【腫れや熱感などがある時期】は毎日がお勧めです
・骨折はレントゲンで骨がつき始めてからも2~3週間位は入って頂いた方がより回復が早くなります
一回の治療は通常45分。毎日受けることで効果は上がる。「骨折に関しては1ヶ月かかるところだったら15日で接合していきます。高齢者の方々も2~3ヶ月要するところを1ヶ月半ぐらいで骨がくっつく」(関係者)と回復を劇的に早めることができるという。
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酸素カプセルを利用する際は、コラーゲンも摂取すれば効果倍増!
通常、成人に必要なコラーゲンは1日5g、食事でもある程度とれているためサプリメントで補うのは2~3gで構わない。しかし、骨折時はその倍の量が必要とされる。デュッセルドルフ大学の研究では、骨折した患者に一日8gのコラーゲンを摂取させた結果、通常の倍~3倍で回復したとされる。
摂取したコラーゲンは胃腸で分解されペプチドまたはアミノ酸状態で吸収される。その後、体内で自分のコラーゲン合成の原料となる。
そのためコラーゲンの体内合成力を高めるには、コラーゲンを摂取するのが最も効果的といえる。それが骨折を早く治す近道なのだ。
昨今、注目を浴びている超音波療法や酸素カプセルなどが、骨折の治療を早めると言われている。
その理由は細胞を活性化することにある。結果的には細胞の活性化によってコラーゲンの合成力を高めているのだ。
しかし、体内にコラーゲン原料が不足していれば、大きな効果は望めない。
まとめ
今回は骨折に酸素カプセルが効果的なのかを調べてみました。
どうやら、酸素カプセル単体の利用でも骨折に効果はあるようですが、NEUBOXという機械との併用や、コラーゲンを摂取することで、効果を高めることが出来るようですね。