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「チバニアン」とは何?地球の歴史に「千葉時代」が出来るかも!?

最終更新日: 2016年03月30日
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いま話題のキーワード「チバニアン」をご存じですか?

 

これはラテン語で「千葉時代」を意味する言葉なんです。

 

なぜ今この言葉が話題になっているのでしょうか?

 

今回の記事では「チバニアン」について解説していきますよ^^

「チバニアン」という言葉を理解するためには、まず「地層の名前が時代の名前の由来になる」ということを知る必要があります。

 

地球が誕生してから46億年経っていますが、我々人類はその地球の歴史を研究していく上で、特徴のある期間ごとに名称をつけてきました。

 

「北京原人が出現し人類という種族が進化していった時期」 、今の研究段階では258万年前から1万年前を指すのですが、この期間を「更新世」と名付けています。

 

そして、「更新世」は特徴によって4つの時代に分けることができます。

 

現段階では、258万年から180万年前を「ジェラシアン」、180万年から78万年前を「カラブリアン」、78万年前から12万年前を「中期更新世」、12万年前から1万年前を「後期更新世」と呼んでいます。

 

「ジェラシアン」や「カラブリアン」という名称の由来は、これらの時代の特徴を色濃く残している地層が発見されたイタリアの地名からきています。

 

つまり、ある時代の特徴を残している地層が千葉にあるならば、その時代を「チバニアン」と名付けても良いということになります。

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千葉にある地層は、どの時代の特徴を残しているの?

今学者達が注目しているのが、千葉県にある「千葉セクション」という地層です。

この地層を解析した結果、いままでは78万年前に起きていたとされる「地球最後の地磁場逆転」が77万年に起きていたことがわかったのです。

 

ここで少し思い出してもらいたいのですが、「更新世」という時代を4つの期間に分けていましたよね?そのうち、「中期更新世」と呼ばれる時代は78万年前から12万年と説明しました。

 

この「78万年前」という区切りが、今回の千葉セクションの研究によって「77万年前」に書き換えられたのです。

 

これは大変大きな成果です。この実績が国際的に認められれば、晴れて「中期更新世」という時代名が「チバニアン」に変わることになるのです。

 

現在、国立極地研究所などのグループが国際学会に「中期更新世をチバニアンという名前にしたいです!」という内容の申請をしています。

 

今後この申請が通るかどうかが注目されますね。

 

ちなみに千葉セクションが国際的に認められれば、ここに「ゴールデンスパイク」という鋲がうたれるそうです。

 

これは世界でもまだ65カ所にしか打たれていない大変有り難いもので、もし千葉セクションにゴールデンスパイクが打たれれば、世界的な観光名所になることでしょうね。

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